●様々な治療法●
|
・「食事療法」
できるだけ食物繊維や水分を多く摂る。
早寝、早起きをして、朝食は必ず摂り、食後のトイレタイムを確保する。
・「排便習慣」
一日一回はトイレに行く。
便意を我慢しない。無理に力まない。トイレは短時間(5分以内)で済ますこと。
一度に出し切ろうとして長時間頑張るのがよくない。
・「肛門衛生」
毎日入浴する。排便後、温水で肛門を洗浄する。
・「その他」
適度の運動。できるだけ歩く心掛け。長時間同じ姿勢を続けない。
・「外用薬」
炎症や痛みを抑える作用もあるが、坐薬は、溶けると油となり、排便時の便通過を容易にさせるため、夜寝る前に挿入すると良い。
軟膏は、坐薬の先に塗って挿入を容易にしたり、排便前に肛門官内へ挿入して、排便時の苦痛を和らげたり、腫れを引かせる効果あり。
・「内服薬」
肛門の安静を得させるために、緩下剤や消炎鎮痛剤が必要のことも多い。
|
|
 |
うすい硬化剤を、イボ痔の粘膜下に注入して、ポタポタと垂れたり、走り出るような出血を止める。半年から1年の効果あり。
柔らかくて余り大きくないU〜V度の内痔核の根元に、小さなゴム輪をかけ、1週間〜10日位で脱落させる。
大きく腫れ上がり戻らなくなって激痛を伴う嵌頓痔核を、手を使って中へ押し戻す。1日以内なら、腫れが引いてしまうことあり。
|
|
 |
肛門の外に急に腫れ上がって血の固まりが出来た外痔核を、局所麻酔をして、血管を含めて血栓を取り除く方法。翌日から働けます。
硬膜外麻酔のもと、入院時と同じ結紮切除術をする。
自宅療養で心配なければ、シビレが取れたら歩いて帰れます。ただし、術後数日間は仕事を休まれた方が安心です。
|
| ▲上へ |
|
クリックするとその項目が表示されます。
もう一度クリックで閉じます。
|
|
|
直腸の下部の粘膜を環状に、切除と同時に吻合する器具を使用し、痛みを感じる肛門官には傷をつけずに、肛門のクッション部を吊り上げる方法。
全周性の内痔核で、外痔核が大きくないものに適する。術後の痛みが小さく早く仕事に復帰できる。
この器具は、保険適応ではなく負担が大きいのが欠点。
緑色の薬剤を痔核患部に注入し、それに合致した波長の近赤外線レーザー照射を行い、痔核のみを凝固萎縮させる方法。
外痔核がなければ、メスを使う必要がなく、痛みが少なくて早く仕事に復帰できる。
侵襲が少なければ外来でも可能。
●終わりに
私どもは社会的要請に応じて、できるだけ短期間の治療で済むように、日々努力しております。 まだ万能の方法はありませんが、それぞれの特徴を生かして、患者さんの要望に沿って、より適切な治療法を取捨選択して行っております |
| ▲上へ |
|
|
|